【カット用具紹介第二弾】松下浩二ディフェンシブ【VICTAS】

KojiMatsushitaDefensiveBody

カット用具紹介第二弾は【松下浩二ディフェンシブ】になります。

元日本代表で世界のNo1カットマンとして活躍されていた松下浩二氏(現ヤマト卓球社長)が開発した3本のカット用ラケットの中でも守備に特化させたラケットで相手の強打をしっかり吸収して止めてくれます。

木材5枚合板のカット用ラケットで赤のグリップ、表面の木材にボールの弾みを抑えるシルバーハート材を使用使用しており相手のドライブをしっかり押さえてくれます。重さは平均重量が84gと松下浩二シリーズでは一番平均重量が軽い物になってます。ゆっくりとした軌道で安定して相手コートに入るので守備中心のプレーをしたい方やカットの基本を学びたい方や威力ある相手の攻撃をシャットアウトしたい中~上級者の方まで幅広く使っていただけると思います。

使用感(レビュー)

R:松下浩二ディフェンシブ F:ヴェガヨーロッパ 2.0 B:閃霊 ウス を使用

テンション系ラバーの中でも比較的コントロールの良いヴェガヨーロッパをフォアに表ソフトの閃霊をバックに貼って使用した感想です。

攻撃系の技術はあまり飛ばないので力を込めて打つか体をしっかり使って打たないと後陣からは届かないか失速してしまう時があります。前陣であれば十分なスピードが出ますしコントロールはしやすいのでスマッシュなどが入りやすいと思います。弾まない事をポジティブに捉え緊張で力が入り過ぎてしまい繊細な力加減のコントロールが苦手な方には力一杯打っても飛び過ぎないので良いかと思います。

ツッツキ系台上技術の面ではかなりコントロールがしやすくバックの表ソフトでも安定したツッツキ、速めのツッツキ、横を入れたサイドスピンツッツキなど多彩なツッツキが安定してできます。弾むラケットですと速いツッツキなどはどこかで力加減をしてしまったり安心感が低かったりしますが松下浩二ディフェンシブなら自信を持って仕掛ける事ができます。

カット系の技術はカタログにある通り安定感があります。弾むラケットから替えたら逆に弾まな過ぎるかもしれません。合わせて独特なのは打球感です。ポコポコとした手にしっかり響く感覚があり好みが分かれるかもしれません。気にならない方には全く問題なく使っていただけると思います。カット系技術も力強くスイングしてもゆっくりとしたカットが飛んで行くので自分の体制を整える時間が確保できます。弾道は山なりで高めなので安心して返球できます。個人的には弾みに慣れるまで飛ばない事により浅めにカットが入ってしまいましたが慣れれば「こんなに力を入れてもオーバーミスしないのか!」と思えるくらい安定します。

総合的には守備中心の選手に使用してもらいたいラケットです。カットでチャンスメイクして前に動いて打つ。弾まない分攻撃の威力は落ちるので一発で決めるのではなく連打できる位の余裕と気持ちがあった方が良いと思います。

>>>松下浩二ディフェンシブ購入はこちら

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

こちらの記事もおすすめ

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。