【カット用具紹介第三弾】ビオンセロ【ニッタク】

ビオンセロカット用具紹介第三弾は【ビオンセロ】です!

弦楽器製法を用いているラケットでスイートエリアが広く、振動吸収に優れ掴んで飛ばす『しなり』のある打球感のあるラケットです。

このラケットは攻撃選手用ラケットである【バイオリン】のブレードをそのまま使用しカット選手向けにブレードサイズを大きくしたラケットなので弾みは良いです。守備だけでなく攻撃の使用頻度の高いカットマンにオススメです。プラスチックボールになりボールの飛びが落ちてしまったと感じる方にも向いていると思います。

重量が平均重量が92gと少し重めのラケットなので合わせるラバーによっては総重量が重くなる可能性があるので注意していただきたいのと他のカット用ラケットと比べて少しブレードサイズがコンパクトなので注意してください。

使用感(レビュー)

R:ビオンセロ F:キョウヒョウ3-50 トクアツ B:スーパースピンピップスチョップスポンジ2 ウス を使用

フォア面に柔らかめの中国ラバーを貼りバックには回転系守備用表ソフトを貼り使用した感想です。

攻撃系の技術はあまり飛ばない中国ラバーを貼っていてもラケットの弾みで飛距離とスピードが出ます。※テンションラバーと比べたらスピードは落ちます。打法的にフラットの面で当てながら飛ばす打法だと飛距離が出ました。擦る打法ですとスピードは出にくいですが回転がしっかりかかってくれました。楽器製法シリーズ独特のボールをしっかり掴んで飛ばす感覚がスピードを乗せた球にも回転を重視した球どちらにも生きると思います。テンションラバーを貼った場合はかなり飛ぶのでカットコントロールに自信のない方はラバーの厚さを中など薄めにしても良いのではないかと思います。

バックの攻撃もやりやすく回転系表ソフトでラケットでしっかり掴み回転をかけたり、攻撃用ラケットブレードの弾みを利用し弾くような打ち方どちらでもやりやすいです。ブロックもラケットの弾みがあるので力を抜いて角度を合わせれば自然と返るので無理しなくてもナックル系のボールを返す事ができると思います。

ツッツキなどの台上技術はキョウヒョウ3-50、スーパースピンピップスチョップスポンジ2共にやりやすいラバーだったので全く問題なくツッツキができました。とくにプラスチックボールですと飛距離が出ないのを利点として少し力を入れてもオーバーミスになりにくいです。むしろ深めに入ってくれるので良いツッツキになります。

ストップは中国ラバーの得意分野ですのでしっかり止まりました。ラケットで打つのではなく表面で捉える感覚で打球すると良いと思います。

フリックはストップとは逆にラケットの芯で捉えて当てて飛ばせばスピードも乗って直線的な弾道の球が出せます。私自身フリックが苦手でしたが、このラケットを使用してからフリック感覚を覚える事ができました。

カット系技術は『しなり』の打球感があるので切りながら飛ばす事ができます。打球感が柔らかいのでカットマンの多くの方に好まれるラケットだと思います。カットマンの方は基本的に硬い打球感よりも柔らかい打球感を好む方が多いのでビオンセロは弾むラケットの中では使いやすいと思います。掴むように意識して打球すれば切れるボールが、弾くように意識して打球すればナックルカットが出ますので変化もつけやすく、変化カットから攻撃で仕留めるなどラケットの使い方は多様です!弾みを活かして後陣からの攻撃やカーブロングなどもやりやすいのでオールラウンドプレーをしたい方に向いていると思います。

 

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