【レビュー】50°の硬さを感じさせないグリップ力!
最高のグリップ力+抜群のスピン性能をコンセプトに作られたラバー 圧倒的な回転性能を持つトップシートを採用し、回転系の技術全般で威力を発揮する。中級~トップ選手に最も支持を得る、硬めのスポンジを使用。 |
前回「ラザントパワーグリップの特徴~androからのコメント~」で紹介しましたラザントパワーグリップを実際に試打しました!ドイツ系テンションで最も回転性能が高いと言われていますが実際どうなのでしょうか!また50°という硬さの打球感と性能はどなのか検証しましたので紹介していきます!
今回の使用用具
ラケット:和の極-蒼-
フォア:ラザントパワーグリップ(2.1mm)
バック:ラザントグリップ(2.1mm)
今回はandroも推奨している王道の組み合わせで試打しました!パワーグリップのカット後の重量は53gで、ラケットに貼り付け後の総重量は182gです!パワーグリップとグリップを手で触った感じでもパワーグリップが硬いことがわかります。
試打の感想
グリップ力のあるシートがツッツキやストップのやりやすさを助けてくれます!台上技術から回転を作れるので先手を取ってラリーに持ち込めると思います。またカットもやりやすく、とくに切れたカットを送る際に相性の良さを感じました。ボールをグッっと持つ感覚があるのでスリップするような心配はなく、また力いっぱい切っても勝手に飛びすぎてしまう事がないので相手コートに安定して収まってくれました!
スポンジが硬いので擦って回転をかけやすい!ループドライブやツッツキなどが硬いスポンジ+グリップ力のあるシートでガツンと回転がかかります!食い込ませて打つ打法でも重たいボールをグリップ力でギュインと回転をかけながら飛ばすことができる!粘着ラバーのような擦り打ちとスピン系テンションのボールのスピードが組み合わさった感じですね!シートが柔らかいのか50°ほどの硬さは感じません!しかもボールをしっかり持ってくれるので硬いラバー特有のカチカチした球離れの速さはありません!結構上方向に飛ぶので慣れないとドライブの引き合いでオーバーしたり山なりになりすぎてしまうかもしれません!
ラザントグリップと比較して
スポンジの比較ですが、上が「パワーグリップ」、下が「グリップ」です!パワーグリップの方が粒が太くスピンがかけやすい仕様になっています!打球感はグリップと比べると硬いです。その分1発の威力は高くボールの伸びや回転量はパワーグリップの方がありますね!大きく違うように感じたのは台上技術です。硬い分、シートで擦りやすく切れたツッツキやチキータが安定します!ストップも薄く捉えれば切れたストップができるので相手に先に攻められてしまうことが減ると思います!硬いラバーは弱いインパクトだと弾まない特性がありますがそれを利用して台上の技術がやりやすくなっています!ただし、ラリーで体制が崩れた時のドライブやつなぎの技術はグリップの方が安定感はあります。威力と台上技術は「パワーグリップ」、安定性や軽打は「グリップ」という感じです!
まとめ
全体を見ると粘着のような台上プレーと回転量のあるループドライブ、ドライブの打ち合いでのボールの伸びがラザントパワーグリップの特徴だと思います!価格面でも定価が5500円とスピン系テンションの中でも比較的安めです。テンションラバーを使っていて台上技術に悩んでいる方・粘着ラバーを使っていて弾みが欲しい方・カットマンでカットの切れ味と攻撃のバランスをより強化したい方にオススメです!
スタッフの独り言
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