【レビュー】スピンピップスレッド・スピンピップスブルーのスタッフ試打

こんにちは!スタッフの渡邊です!

発表当初は9月発売予定だったスピンピップスレッドとスピンピップスブルーがやっと発売されました!表ソフトユーザーとしてはかなり待ちわびました。

スペクトルと並んでTSPの表ソフトを代表するラバー・スピンピップス。

通称”スピピ”

ダイナミクステンションを搭載してどのようなラバーになったのでしょうか!早速試打をしましたのでレビューをしていきます!

スピンピップスレッド・スピンピップスブルーの商品概要

 

スピンピップスレッド

スピンピップス レッド

スピンピップスレッド
価格:¥4,200+税
スピード:13.00
スピン:8.25
スポンジ硬度:40±3

ダイナミクステンション搭載のスピン系表ソフト。
スーパースピンピップスの回転性能を継承したシートにテンション技術を加え、日本製スポンジ特有の軽さと反発の強いスポンジを合わせることで超攻撃仕様のスピンピップスが誕生した。

 

スピンピップスブルー

スピンピップス ブルー

スピンピップスブルー
価格:¥4200+税
スピード:12.00
スピン:8.25
スポンジ硬度:43±3

ダイナミクステンション搭載のスピン系表ソフト。
スーパースピンピップスの回転性能を継承したシートにテンション技術を加え、最先端のテンション効果が高い強度スポンジを合わせることでボールに重たさが加わり、攻守のバランス性能の高いスピンピップスが誕生した。

弾みは確実にアップしている!

レッドモールド
スピンピップスレッドのシート写真。

ダイナミクステンションを搭載しているということでやはり弾みはアップしています!スマッシュやドライブを打っただけでもパワーアップしているのがわかります。

ブルーモールド
スピンピップスブルーのシート写真

VO>102やスピネイトのような「いわゆるテンション」ではなく、スピンピップスのコントロールの良さはしっかり残しつつ、強打の時にはしっかりスピードが出るといった感じですね。

正確には弾みがアップしたというよりは「弾みの限界値がアップした」といったほうが正しい気がします。強く打ってもエネルギーロスが少なく威力がでます。

回転は申し分なし!滑らずネットミスが激減!

レッド断面
スピンピップスレッドの断面

回転系表の代表ともいえるスピンピップスの新作ですから回転は申し分ないですね!サーブ・ツッツキ・ドライブの回転系技術はかなりやりやすいです!ペン表ソフトの選手にはオールマイティさを求めるならとても良いと思います!

ブルー断面
スピンピップスブルー

また、スリップしにくいのでボールがしっかり上方向に飛び出しネットミスが減りましたね!表ソフトはどうしても早い打点で勝負することが多くなってネットミスが増えてしまいがちですが、スピンピップスレッド・ブルーはシェークのバックショートも安定してピッチの速さを保つことができます!

レッドとブルーの違い

レッドスポンジ
スピンピップスレッドのスポンジ

レッドとブルーで違うところはスポンジの硬度です。

レッド:40±3
ブルー:43±3

レッドが柔らかく、ブルーが硬いスポンジになります。数値をみるとバランスを求めるならレッド、威力を求めるならブルーですね。

ブルースポンジ
スピンピップスブルーのスポンジ

 

試打した感想としては

レッド

  • 食い込みがいいのでミート系の技術がやりやすい
  • ドライブは当て気味に打つといいボールがでる
  • ブロックがしやすい

ブルー

  • 1発の威力・スピードはレッドよりもでる。
  • ドライブはシートで擦り打ちだと回転がグッとかかる
  • 球離れがはやくピッチの速さで勝負できる

といった感じでしたね!そこまで大きく感触が違うということはないので好みかなと思います。

ブロックは止めたり伸ばしたりで変化幅がでる!

レッド断面2 スピンピップスレッド

回転系はナックルが出にくいと選択肢から外してしまっている方はいませんか?確かに回転系はスピード系よりもナックルは出にくいですがその分「変化幅」がでます!

どういうことかというと、
ナックル気味のブロックは相手のコートでバウンドが止まります。もちろん回転系でもナックルブロックはできますのでこの「止めるブロック」に加えて、「伸ばすブロック」が回転系は強みです!

 

ブルー断面2
スピンピップスブルー

 

ブロックの特に少しだけでもラケットを振ってあげると、相手のコードでバウンドが伸びます!この2種類を使い分けることで相手を前後に揺さぶることができるんです!ナックルブロックだけだと相手はバウンドが止まることに慣れてきてしまいますよね。伸ばすブロックがを混ぜることでナックルがいきるんです!

回転系表はこの止まるブロックと伸ばすブロックの幅が大きく、変化幅という意味ではスピード系表ソフトよりもあります!スピンピップスレッドとブルーはこの技術が特にやりやすく、テクニシャンタイプの表ソフトを目指すにはぴったりのラバーに仕上がっています!

最後に

いかがでしたしょうか。スピンピップスの新作のスピンピップスレッドとスピンピップスブルーですが、両ラバーともバランスタイプの表ソフトプレイヤーに向いていると思います!特にすべての技術を表ソフトで行うペン表の選手や、変化幅で勝負するシェークのバック表選手におすすめです!

伝統的な表ソフトが新しくなって登場するのはうれしいですよね!最近はミズノのブースターやVICTASのVO>101・102に押され気味だったスペクトルとスピンピップスが今後は盛り返していくのではないでしょうか!

 

スピンピップス レッド
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スピンピップス ブルー
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  • コメント ( 2 )

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  1. しんご

    スピンピップスレッドのラバーの重さは、普通のスピンピップスと比べてどうなのでしょうか?

    • 渡邊 昭太

      TSPではスピンピップスレッドとノーマルのスピンピップスの重量差の資料はないということで、たくつうの在庫を調べたところ、かなりばらつきがあり重いものもあれば軽いものもあるといった感じでした…。レッドは厚くなればなるほど軽い個体が増えたような印象がありますね!的確なご回答ができず申し訳ありません…。