【コクタク】高島H3【TAKASHIMA H3】

こんにちは!たくつうスタッフの小林です。

本日は限定用カットラケットの高島H3の性能などを紹介しようと思います。

桧の3枚合板でメーカーはコクタク社で卓球王国とのコラボキング商品として発売されてました。

値段が約17,000円の限定販売のラケットなのですが、このラケットあまり情報が出回ってないんですよね・・・。

カット用ラケットの中では高級なジャンルに入るラケットでしかも現在生産が止まっているので見つけたら買いたい!

けど、どんな性能なの?

と言う方が沢山いると思うんです。

ここから本題でラケットの事を書こうと思います。

本ラケットは皆さんご存知の元世界3位ミスターカットマンの名で有名な高島規郎氏が監修したラケットでご自身が現役時代に使用していたラケットに近い物を作ったそうです。

特徴➀ブレードが横に広い形をしており縦には大きくないので小回りの利く形になっています。

特徴②グリップにニスが施してあり打球感が手に伝わりすぎず、しかし全く伝わらないというわけではない絶妙な感覚に加工してあります。また汗を吸いにくいので使用してもグリップが汗で重くなる事も少ないと思います。

特徴③桧の3枚合板という珍しい合板構成なのが光ります。桧は少し硬めな感覚で反発力があるのでスイングが小さくても相手コートの深くにカットが入ります。硬めの感覚なのに吸収力があり相手の威力を吸収して、さらに反発力で直線的な弾道になり低く相手に強打されにくいカットが自然と送れます。

特徴④グリップ親指が収まる部分の曲線が大きく指がフィットしカットやツッツキ時に違和感なくボールに力が伝えやすい。

特徴⑤スイートスポットが広くどこに当たっても同じような感覚でカットできます。カットマンにとっては凄く大事な要素だと思います。

上記5つが他のラケットとは違う特徴です。

打球感は比較的硬めなのにコントロールが良く弾みが良いのに抑えやすい正直不思議なラケットです。

少しまとめてみますと。

カットの軌道→低く直線的
カットの球速→速め
カットの深さ→意識しなくても自然と深く入ります
カット時の弾み→球離れが早く感じますが持つ感覚もある不思議な感覚です
カットの切れ→ブチ切れたカットよりも低いナックルが出やすいです(もちろん切れたカットも送れます)
攻撃時の弾み→こちらも球離れが早いので速い球が出しやすいです。しかし硬めの感覚なのでコントロールが少し難しかったです
攻撃の向いている種類→ドライブよりもスマッシュが向いています
ラケットの重量→私が持っている二本は90gと92g

個人的には少し重かったですが私は両面裏ソフトを貼ったのでバック粒を貼っている方でしたら重量は気にならないと思います。
攻撃時のドライブ系技術はコントロールが難しかったですがスマッシュ系技術は弾きが強くやりやすかったです。

カットはとてもやりやすく無理にスイングせずに小さいスイングで深いカットが出るのでコンパクトにスイングし戻りを早く次の体制を作る事ができます。

高島規郎氏いわく「桧は使えば使うほど手に馴染んで良い感覚になって行く」と言う言葉通り長く使って「味」が出てくると崩れた体制でも無意識にカットが低く深く送れるようになると思います。
このラケットは『可能性』を秘めた新しいラケットだと思いました。
こちらのラケットは現在生産が終了してますので当サイトでも取扱いがございません。
ショップなどで偶然見つけたら超貴重なので運命かもしれませんね(笑)

 

 

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