【レビュー】大人気ラケットの特別仕様版「クリッパーCR」

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WRB仕様ではない「限定クリッパーCR」
スティガのカタログには「クリッパーCR WRB」が掲載されており販売もされていますが今回紹介するのは「クリッパーCR」です。WRB仕様ではないカタログ外の限定激レアラケットになります!たくつうでは現在数本しか残っていませんが、悩んでいる方に情報をお伝えいたします!

WRBグリップとは・・・グリップの中が空洞になっており、軽量化と直接手に伝わる打球感が特徴
とメーカーカタログには記載されております。「なんだ。WRBグリップのほうが高性能じゃん」と思った方に読んでほしいレビューになりますので是非読んでみてください!ちなみに「クリッパーCR WRB」は平野早矢香選手が使用してることでも有名で非常に人気の高いラケットです!ちなみにCRとはスティガの誇るCRシステムのことでラケットの表面にUV加工を施し、紫外線で反応硬化する塗料を使用し、焼き付け加工することで打球感をそのままに弾みをアップさせるシステムのことです!

 

今回の使用用具

クリッパーCR 輝龍 オメガ5プロ

ラケット:クリッパーCR

 フォア:輝龍(特厚) バック:オメガ5プロ(MAX)

スティガのラケットは中国選手がよく使用していることでも有名なので粘着テンションラバーの輝龍を組み合わせました!WRBグリップではグリップが空洞でラケットの重心が先端寄りになっていましたが、今回のクリッパーCRは空洞ではないので重心が手元にあり、より前陣でのピッチの早い現代卓球に適しています!輝龍も前陣で力を発揮するラバーですので、ラケットの弾みも相まって回転量のあるドライブを前陣でガンガン打つことができました!打球感はハードよりですがしなりを生かしたプレーが可能になるので粘着とも相性がいいですね!重量も重めですが前陣で相手の球に押されないためにはこのぐらいの重さがあったほうがしっかり打ち返すことができます!今回使用したラケット単体の重さは96gでした。重いですね・・・。

試打の感想

小林
戦う場所を選ばない!

弾みが強いのに球持ちが良い!矛盾しいているようで本当に実現できているのがこのラケットでした。球持ちの安定感を活かして前でプレーするも良し!弾みを活かして中陣でプレーするも良し!どのプレーゾーンでもプレーがやりやすかったです!また相手の球に押されてしまう事も少なくブロック技術もやりやすかったので攻守のバランスも非常にいいです!スピン系テンションと合わせる事によってスピードが格段に速くなるので両面に貼る事によってガンガン攻撃して行く事ができると思います!

渡邊
前中陣でカウンタープレーで勝負!

決定的に違うのはやはり重心ですね!手元にあることで前陣での切り返し、相手に押されない安定感はでています。その代わり重量が重くなってしまっていますが・・・。現代卓球ではピッチの早い卓球が求められますが、そのピッチの早い卓球のの中でも相手より一手先に決めに行くスタイルにこの「クリッパーCR」は威力を発揮します!カウンタープレーにおいても前陣だからと言って軽いラケットを使用すると相手の威力に押し負けでラケットの面がぶれてしまい安定したカウンタープレーは難しいです。カウンタープレーに適しているラケットは「相手に押されない」「しなる」この2点がかなり重要なポイントです。クリッパーCRではこの条件を満たしている前中陣でのカウンタープレーを軸とするプレイヤーにおすすめします!

まとめ

以前紹介した「CRW7」と同様かなり激レアのラケットとなっていて次回生産はあるか未定です!以前石川佳純選手がWRBではないクリッパーCRを使用しているので性能はトップ選手のお墨付きですね。日本では未発売の商品ですがトップ選手の間では愛用されているこの激レアラケット!前中陣でのカウンタープレー、弾みながらも球もちがよい木材ラケットの良さ。若干重たいので女性やキッズはいつもよりラバーの厚みを落とすとよいと思います!今回は粘着ラバーをフォアで使用しましたがオメガを使ってみた印象ではスピン系テンションとの相性もよいです!プラボールになり、球もちが重視される中で弾みもしっかり確保できます!

スタッフの独り言

小林
グリップが比較的太めなので男性の方にオススメです!!
渡邊
パッと見た感じでは現行品とほぼ変わらないので、レア度のアピールは自ら行っていくこと必須です!

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クリッパーCR 輝龍 オメガ5プロ

ラケット:クリッパーCR

 フォア:輝龍(特厚) バック:オメガ5プロ(MAX)

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