【レビュー】「ドナックル」ドナックルなのに回転がかかる!?

商品特性

  • 【ドナックル】全体
“ナックル中心のアタック攻撃!”
粒高に近い粒形状。高い操作性があるので攻撃やブロックが安定し粒高効果のナックルボールと表ラバーのアタック効果の両方で効果を発揮する変化系表ソフトラバー!またツッツキやカット時のボールの引っかかりが良く、自ら変化もつけれる!シェークのバック面に貼って変化系攻撃を仕掛ける選手やペンの反転式、カットマンにも適したラバーです。2016年度インターハイ女子シングル準優勝と発売前から実績を作っているラバーです。メーカーカタログ数値 スピード:7.50 スピン:6.00 変化:11.75 スポンジ硬度:32.5

とメーカーカタログでは謳っていますが、実際の所はどうなのか!?ネーミングの通りナックルボールが出るのか!?また回転はかけれるのか!?同時発売の【スーパードナックル】と比べて変化幅は!?推奨ラケットである【剛力】との相性は!?皆様の気になっている内容を試打結果と共に書いて行きたいと思います。

試打結果からの個人感想

小林
推奨ラケットの剛力との相性は非常に良く独特のしなりが表ソフトながらボールを

持つ感覚があるのでドナックルによる攻撃も安定して入るのとブロックに関しても約100gの重量が相手の攻撃に押される事なく止めてくれます。押す、または止めればナックルボールが出て、振ると微弱ながら回転がかかりました。ツッツキなどは速くスイングすれば回転がかかるのでカットマンにも最適です。カット技術は打点を高めに意識しカットすると低い軌道で球足の速いカットが相手コートに返球する事ができます。しかし個人的には兄弟ラバーのスーパードナックルの方が使いやすかったです。それはドナックルが縦目でスーパードナックルが横目と粒配列が好みの要因になり、私は個人的には横目が好きなのでスーパードナックルの方が好感触でした。

渡邊
剛力との相性もあってブロックがとてもやりやすい!

ブロックの時、相手のドライブに対しコンパクトにボールの上を擦れば伸びるブロックができ、当てるだけもしくはカット性ブロックを入れれば短く止まるブロックができる!相手を思いっきり前後左右に揺さぶってフォアで仕留める!そんなプレーが簡単にできてしまいます。小林のドナックルでのドライブを受けたときは変化系表とは思えない回転量と独特の軌道!打球した瞬間は遅いのに、頂点以降からグッ加速する感じがありバウンドも変化するので受けていて気持ち悪かったですね(笑)。小林はスーパードナックルのほうが気に入ってるみたいですが、とる側はドナックルのほうが「いい意味で」気持ち悪い球が来るので相手が使っていたら嫌ですね。剛力との相性が相当いいのか、普段粒高や変化系表を使わない僕でも十分使いこなせました!本職の人がやったら・・・なんて考えると恐ろしいですね。練習相手にするのもちょっと気が引けます。

今回の使用用具

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 fastarc_g1

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ラケット:剛力

 フォア:ファスタークG-1 バック:ドナックル

 ニッタク推奨の組み合わせであり、冒頭でも書いているインターハイ女子シングル準優勝の他にも、インターハイ団体優勝メンバー使用ラケット、全日学女子シングル優勝者使用ラケットとして【剛力】・【ファスタークG-1】・【ドナックルorスーパードナックル】の組み合わせが2016年で実績を上げていたので使用しました。剛力の素材は硬く重いが板厚が薄くてしなりのある打球感がフォア・バック共に非常に相性が良くボールを持って打つ事ができるのでドナックルの性能を活かせる組み合わせでした。組合せとしてはスピードボールを打つのではなく、変化で勝負する選手に合った組合せ内容となっています。

 まとめ

カタログ表記の通り操作性は非常に高く、変化幅の大きいラバーという印象がありました。止める・伸ばすで変化幅を作りチャンスメイクをしてフォア強打で決定打を打つ!そんな戦術の選手マッチします。個人的には粒の低い表ソフトラバーのように、もう少しツッツキが切れてくれたらと思いました。ツッツキ時は粒高ラバーのような感覚(スイングスピードが早くないと切れない)が必要になってくるので台上で切るツッツキや相手のナックルボールに対して切るカットなどが慣れるまで難しいかと思います。

スタッフ独り言

小林
ドライブ攻撃を混ぜたい選手には兄弟ラバーのスーパードナックルがおすすめです!

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渡邊
正直、名前を初めて聞いた時には期待はしてませんでした。すみませんでした。

 

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