テナジー値上げによる反応
こんにちは!たくつうスタッフの渡邊です!
普段は入荷情報の記事ばかり書いていましたが
今回は「テナジーの値上げ」について少し書いてみようと思います。
2月21日にバタフライの価格が改定され、
その価格改定商品で話題になったのが
テナジーが8000円前後の価格になるということでした。
現在はオープン価格となっていますが2000円以上の値上げになりましたね。
テナジーの登場
スピード補助剤が禁止になり、補助剤を使用したようなラバーを探すプレイヤーが多くいました。
補助剤なしでも弾む・金属音がなる・食い込みがよく回転がかかる
このようなノングルーラバーが各社から出るなか、テナジー05が発売されました。
今までのラバーとはまったく違うものでした。
まず見た目ではオレンジ色のスポンジ。今でこそ、ブルーファイア・エアロック・ラザントなどの色のついたラバーは見慣れましたが、その時はかなり変わったポイントだと思います。
さらに見たことがないぐらいにスポンジの気泡が粗い。スポンジだけでも異彩を放っていました。
シートの粒も従来のラバーに比べ太く肉厚です。
価格に関しても衝撃的でした。6000円のラバー・・・。
現在では旧価格ですが、当時はあまり見ない価格でした。
そういえばVステージという6000円のラバーもありました(笑)いまもありますが。
僕は高校生の頃、初めてテナジーを使用している人と対戦する時、
試合前のちょっとしたフォア打ちがものすごく重い!と今まで受けたことないフォア打ちでした。
テナジーは勝手に回転がかかってくれるのでフォア打ちでもドライブ回転でしたね。
それが今までになかったので衝撃をうけましたね(笑)
しばらくして自身もテナジーに初めて変更したときは、「なんだこれ!なんでもはいるぞ(笑)」と思いました。
今思えば、何でも入ると思ったくせに試合で優勝するわけでもないので入るか入らないかは結局自分の実力ですね(笑)
しかしそれぐらいの衝撃があったということです!
6000円でも買う価値は十分ありました。
なので周りでも大会でも8割ぐらいはテナジーでしたね。
そのぐらいテナジーは一気に広まり、大人気ラバーになりました。
テナジー値上げ後のたくうつ動き
テナジーが8000円となるとその価値はあるのでしょうか。値上げ後のたくつうの動きについてです。
たくつうがプレオープンしたのが2015年の2月ですから、値上げ前の価格で仕入れたものを旧価格として販売しました。
やはり値上げになるということなのでテナジーの駆け込み需要が高まりました。
旧価格在庫があるうちはたくつうの売り上げの大半がテナジーでしたが、在庫がなくなり新価格で販売したところほぼテナジーの注文が入らなくなりました。
原因はやはりラバー過去最高レベルの価格、駆け込み需要の影響が考えられます。
6月ぐらいになると少し注文が入るようになりましたがテナジー全盛期に比べるまでもありません。
現在も同じですね。
その代わり「ポストテナジー」となるラバーたちが新商品として販売され注文数も増えています。
今までテナジーを使用していた人は「テナジーの代わり」や「テナジーに似ているラバー」を探している最中だと思います。
このような動きをみてもテナジーは卓球ラバーの中心であり基準だということがいえると思います。
テナジーのような高性能ラバーが基準というのも凄いですよね(笑)
テナジーを低価格で求めるユーザー、似ているラバーを探すユーザーがいるということは8000円の価値があると感じるユーザーが多いとはいえないのかなとおもいます。
しかし基準になっている以上、テナジーの存在が薄れたわけではなくプレイヤーは「できればテナジーを使いたい!」ということでしょう。
テナジーの代わりのラバー・似ているラバー
多くの人が悩んでいることだと思います。
さらにプラスチックボールへのルール変更でさらに用具迷子になっている人も多いのではないでしょうか。
よく言われているのが
・ラクザX・ラクザXソフト
・オメガ5ヨーロ
・GFシリーズ
・ファスタークG-1
などがあげられます。
他にもスピン系テンションと呼ばれるラバーが各社から出てきています。
雑誌においてもテナジーとの比較は行われています。用具に関しての一番の話題といえると思います!
テナジーの人気が復活するか、各社のスピン系テンションが広まるか、またはテナジーやスピン系テンションではない新ラバーが登場するか。
今後のラバーの移り変わりがきになりますね!
今回はテナジーについて長々と書きましたが、テナジーの存在は卓球のラバーの中でかなり大きいです。
それだけテナジーは革命的なラバーです。しかしそれに追いつくように高性能なラバーが各社から出ています。
まだしばらくは、たくさんのプレイヤーがこの問題と向き合うことになると思います。
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