【カット用具紹介第一弾】松下浩二オフェンシブ【VICTAS】

KojiMatsushitaOffensiveBody

カット用具紹介第一弾は【松下浩二オフェンシブ】になります。

元日本代表で世界のNo1カットマンとして活躍されていた松下浩二氏(現ヤマト卓球社長)が開発した3本のカット用ラケットの中でも攻撃的なカットマンに向けて作ったラケットです。

木材5枚合板のカット用ラケットで青のグリップに黒めのブレード、表面の木材が硬めのマホガニ材を使用しており反発力がありカット用ラケットながら攻撃に特化したラケットです。重さは平均重量が93gと比較的重めです。合わせるラバーの重量に気をつけていただきたいですがこの重量の重さは攻撃時は重い攻撃を、守備時は相手の強打に押されない利点があります。まさに攻撃と守備の二刀流ラケットと言っていいでしょう。

最近では2015世界選手権蘇州大会男子シングル代表の村松雄斗選手(東京アート)も使用しており注目度が高くなって来ております。

使用感(レビュー)

R:松下浩二オフェンシブ F:オメガ5プロ MAX B:カールP-4 トクウス を使用

フォア攻撃系技術はラケットの反発力に加えてオメガ5の飛距離が合わさって飛びます。軽打でも直線的で速いボールを打ちやすいです。球離れが早いので慣れるまでコントロールは難しいかもしれませんが攻撃力アップは確実に期待できます。中陣からドライブをしても従来のカット用ラケットと違って楽に飛距離が出て直線的な攻撃弾道で飛んでくれるのでコースさえ気をつければカットマンの攻撃力でも盛り返しや一撃で打ち抜く事も可能かと思います。

ツッツキ系技術は深く鋭い球になりやすいです。しかしツッツキ技術でも球離れが早いので切る事は難しかったです。ナックル系のツッツキは出しやすいのでナックルツッツキメインの選手に向いていると思います。切るのが難しいとは言ってもツッツキが全く切れない訳ではないので注意していただけたらと思います。ラケットは弾み、弾いてくれるのでバック粒でプッシュ系の技術がかなりやりやすいです。

カット系技術に関しては飛距離があるので下がっても飛距離が足りなくてネットミスになる事は少ないと思います。カットも比較的直線弾道になりやすいので相手にとっては打ちにくいカットが出ます。とくにプラスチックボールになり回転量が落ちているので相手はカットが打ちやすくなっているはずです。そんな中で松下浩二オフェンシブは弾道で勝負できる特徴を持っているのでプラスチックボールに向いているラケットという印象を受けました。

総合的印象としては攻撃多用のカットマンやプラスチックボールにより飛距離を出したいと用具の見直しを考えている方にオススメです。プレースタイルとしては切って切って切りまくる選手よりもナックルカットを使い攻撃に結びつけたり、カットで攻めたい方などのアグレッシブなカットマンにピッタリで。攻撃と守備の割合が7:3~5:5の方に向いているラケットだと思います。守備重視の方は松下浩二ディフェンシブの方が使いやすくオススメです。

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