【比較】インナーフォースレイヤーALC-SとインナーフォースレイヤーALCの違い
今回は新ラケット「インナーフォースレイヤーALC-S」と大人気ラケット「インナーフォースレイヤーALC」の違いを比較します!メーカー情報では、「インナーフォースレイヤーALC-S」は板厚を薄くすることでよりしなりを強め、前陣での回転プレーに適しているといった説明がされています。実際打ってみると、どれほどの違いを感じるのか検証比較します!
板厚の違い
写真は上が「ALC」で下が「ALC-S」です!「ALC」は中心の板が厚いことがわかりますよね!
板厚のカタログ表記は
「ALC」=6.0mm
「ALC-S」=5.5mm
となっており、「ALC-S」の方が0.5mm薄いです!わずか0.5mmですが打球感にはかなり影響してきます!基本的には板厚が厚いと弾みやすく、薄いとしなりが強く回転がかけやすいです。両方ともインナーカーボンといって通常のカーボンよりもカーボンが内側に入っているので木材の感覚があり、「木材ラケットでは弾みが物足りないけど、カーボンラケットだと弾みすぎたり、球離れが早くて回転がかけれない」といった悩みを解決してくれるラケットになります!
回転・扱いやすさは「ALC-S」
板厚が薄くなったことによってやはり回転はかけやすいですね!一般的にラケットは板厚が薄いものはしなりが強い傾向にありますので、ぐっとボールを持つ感覚があるのは「ALC-S」です。もちろん「ALC」もインナーカーボンですのでカーボンの中ではしなりと球もちが強いですが、さらに特化したのが「ALC-S」ですね。ですのでドライブでは弧線を描きますし、チキータなどの台上技術もやりやすいです!さらに板厚が薄くなったことで「ALC」よりも弾みが少し抑えめになっているのでコントロール・安定感は「ALC-S」のほうが上回っています!前陣で回転量のあるドライブや台上技術で先手を取り、ピッチの速いプレーやカウンターでせめるプレイヤーにオススメです!
弾み・スピードは「ALC」
「ALC-S」は前中陣での回転プレーにはバツグンの力を発揮しますが、後陣まで下がると飛距離が出にくい場合もあります。「ALC」では板厚が厚いので弾み・飛距離の面で性能が高いので大きなラリーでは強みを発揮できると思います!とは言ってもインナーカーボンですのでしなりも十分感じますし、台上技術や回転量のあるドライブから大きなラリーに展開するプレイヤーにはオススメです!
スタッフの一言
今回使用した用具
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フォア:テナジー05 | バック:ヴェガヨーロッパDF |
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フォア:テナジー05 | バック:ヴェガヨーロッパDF |
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