【レビュー】V>15 エキストラ
パッケージは光沢感のあるブルーで高級感のある使用になっています。 赤を使用したのですがラバーの見た目はXIOMのオメガシリーズのような暗めの赤です。 スポンジの色は白系のラバーで目で見て気泡が見えますが、そこまで粗くはなくしっかりと詰まってるスポンジです。 触った感じではシート、スポンジ共に硬めでとくにシートはコシがあり引っかかりが良さそうな感触でした。
重さはカット前で約72gです。
フォア系の技術から初めてみました。 軽打でよく飛び相手のコート深めに入ります。 フラットに捉えると弾道が低めで攻撃的な球になり、擦って回転を意識して打つと高い曲線の球になります。 VICTASはどちらかと言えばこれまで低い直線弾道のラバーが多かったイメージだったので高い曲線弾道のボールが出た時の高さに驚きました。 またスポンジが硬めなのに高い良い音が鳴りました。
今回合わせた檜のラケットとの相性もあるかもしれません。
バック系の技術に関しては正直角度を作り当てるだけで飛んで行きます。 好ポイントとしては、そんなに力を入れてないのにカウンター気味の速いボールになる事です。 そして深く入りやすいので相手の連打を防げる可能性が高くなります。 バックでドライブを振ると薄いタッチで伸びのある球が打てます。 逆に強く当ててしまうと飛距離が出すぎてオーバーミスしてしまいました。
チキータなど台上の攻撃も同じような感じでタッチが薄くても攻撃的なボールになり飛距離が十分出ました。 しかし不思議とストップはコントロール良いです。シートが掴んで止まってくれるような感覚でした。
後ろに下がってプレーしても飛距離がある分、相手コート深くにしっかり入ります。 大振りしなくても入るのが特徴でむしろ大振りするとオーバーミスの可能性が高い位飛びます。 もちろん角度を調整すれば大振りでも低いボールになります。
どちらかと言うと一定のフォームでボールを捉える位置も一定の、ある程度形ができてるユーザーの方に合うと思います。 またプレ―スタイル的にはフォームのコンパクトな前陣選手に合うと思います。もちろんラバーにエネルギーがあるので後陣の選手にも合うと思いますが、打点がバラバラ、フォームもバラバラだと飛びすぎたり、弧線が低すぎてネットしたりと統一性のないミスに繋がる可能性があります。 使用してみてどちらかと言うと玄人向けなラバーかと思いました。
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