[レビュー]「和の極-碧-」攻守のバランスが抜群!~後編~
力強さとピュアな感覚を有するカットマンラケット! 柔らかさの中にも芯があり、攻守にわたる全てのプレーにおいて一切の隙がない。スイートエリアも広く同じ感覚で常にボールをコントロールできる。グリップの質感にもこだわった至高の一本。 |
和の極シリーズのコンセプト
1.一流の職人による質の高い木材の目利き
2.独自の調達ルートで、その木材を安定して仕入れる
3.しっかりと芯があるような感覚を生む、確かな合板接着技術
上記のコンセプトで作られた日本製本格派カット用ラケットです。カット時に相手の威力を吸収する柔らかさと攻撃時に威力ある攻撃ができる、高いレベルで攻守のバランスを兼ね備えているカットマンにとって理想のラケットです。他の和の極シリーズと同じく品質が非常に良く、見た目も性能も折り紙付きの「和の極-碧-」です!後編はたくつうスタッフによる試打レビューをお伝えします!
今回の使用用具
ラケット:和の極-碧-
フォア:ラザントグリップ(2.1㎜)
バック:ドナックル(中)
今回の組合せはラザントの中でも攻撃と守備のバランスが良いラザントグリップとニッタクのドナックルを合わせてみました。ラケット単体の重量は81gでラバーを貼った後の総重量は164gでした。バックが表ソフトという事もあり比較的総重量は軽量になっています。ラケットは平均重量の86gよりも軽めの個体だったので平均ですと今回よりも5g前後を足すと目安になると思います。
試打の感想
カットが相手コートにゆっくりした球速で飛んで行くので安心感があり、その間に基本姿勢に戻る事ができます。打球感がとても柔らかく感じ相手の威力を逃がしてくれるような感覚でした。またグリップも特徴的でカット用ラケットの中では比較的細めで握りやすいのでカット時の角度がブレる事なく作れます。親指を乗せる部分のくぼみが大きいのでツッツキ時など指の力を一瞬入れる技術の時に、込めた分だけ切る事ができて好印象でした!攻撃時はラケットの柔らかさだけでなく芯のある打球感があるのでスイートスポットで打った時は威力が出ました!個人的には以前バタフライから発売されていた松下プロモデルに似ていて、さらに柔らかさをアップさせたような感じでした。
まとめ
コンセプト通り攻守のバランスの良いラケットでした!カットがゆっくりなのに攻撃力があるのは嬉しいポイントです。ツッツキなどの台上技術がやりやすいのでサーブレシーブなどの大きなラリーに行くまでの技術に自信が持てると思います。カットマンは細かい技術がうまく行かないと相手に先手を取られてしまうのでツッツキなど台上技術は必須技術になります。この細かい技術が和の極-碧-では非常にやりやすく安定するのでレベルの高いラケットだと思いました。また攻撃面でも回転がかかるので早さよりもドライブ回転の伸びで攻める事ができると思います。異質ラバーとの相性も良くブツ切を意識して思い切り振り抜いてもカットが相手の台に収まってくれるのでフォアの裏、バックの異質ともにラバーとの相性が抜群でした!守備力を上げたいカットマン、守備ばかりでなく攻撃も混ぜたいカットマンどちらにもおすすめのラケットです!
スタッフの独り言
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