【レビュー】弾むのにしっかり持つ5枚合板の最高峰「和の極-蒼-」~スタッフ試打~

弾むのにしっかり持つ ラケットのブレードサイズを若干大きめに設計することで、ラケットの重心がやや先端寄りになりドライブを打つ際に振り抜きやすくなっている。芯のある木材がボールを掴む感覚を生み、強くインパクトした際には５枚合板とは思えない威力を出すことができる。細めのグリップで日本人の手に合わせた握りやすいグリップになっている。

和の極シリーズのコンセプト
１．一流の職人による質の高い木材の目利き
２．独自の調達ルートで、その木材を安定して仕入れる
３．しっかりと芯があるような感覚を生む、確かな合板接着技術

上記コンセプトで作られた日本製本格派5枚合板ラケットです！国内外の技能競技大会において数々の賞に輝いた「山ノ木」の職人たちの持つ知識や技と、徹底的にこだわった素材選び。そしてしっかりと芯のあるような感覚を出すために特別な接着方法を取り入れている。そこの25年以上の歴史を持つドイツ卓球メーカーのandroの持つ知識や経験を掛け合わせて造り上げたラケット。ブンデスリーガーを含むトッププレイヤーや契約コーチ等にも試打を依頼し、幾度も改良を重ね仕上げた芸術作品。1つ1つ丁寧に仕上げられたラケットはプレイヤーの理想の「飛美（とび）」を実現する。史上最高かつ最美の打球を！

 

今回の使用用具

ラケット：和の極-蒼- 81g
フォア：ラザントパワーグリップ
バック：ラザントグリップ

総重量は182gでした。今回は和の極-煉-と同様にラザント王道の組みあわせ「パワーグリップ」と「グリップ」を使用しました！まずブレードが大きい！「煉」のブレードサイズが157mm×150mmに対し、「蒼」は160ｍｍ×153mmとかな大きめの設計になっています！この大きめのブレードサイズによって重心が先端によってドライブを打った時に遠心力が働き5枚合板らしからぬ飛びを可能にしているんだと思います！グリップが細めなのも飛びの要因の一つですね！

試打の感想

和の極-煉-と比較して

和の極-煉-に比べると、やはり球もちと安心感はあります！板厚が薄い分しなりますし、回転がかかります多彩な技術とラリーで攻めるなら「和の極-蒼-」が良いと思います！ラリー中心で打ち負けない・打ち抜きたいかたは1発の威力がある「和の極-煉-」をおすすめします！

バック系の技術はドライブ系では「蒼」、弾きやミートでは「煉」ですかね！
ブロックは「蒼」のほうが安定、「煉」はカウンター気味のブロックがよいです。

値段は「蒼」のほうが安いので手に入れやすさはあるかもしれませんね！

まとめ

タイトルにもある通り、5枚合板の最高峰のラケットだと思います！5枚合板でトップ仕様のものといえば「アコースティック」や「ローズグレイド」などがありますが、アコースティックはどちらかというと5枚合板の良さを最大限までアップさせたらケットでローズグレイドは7枚のような球離れと威力の5枚合板といったイメージです。和の極-蒼-は5枚合板の良さを伸ばしつつ、弾みもアップさせた５枚合板という感じです！5枚合板でここまでの弾みはありませんし、7枚合板にここまでの球もちとしなりあはりません。しかし和の極-蒼-はそれを両立しています！木材ラケットが好きな方は使ってみたほうが良いと思います！コルベルなどバランスと安定重視の5枚合板を使っている方もパワーアップが図れるラケットだと思います！

スタッフの独り言

関連記事