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【女子卓球の戦術~サーブと打点~】

女子卓球の戦術について、男子と比較してサーブと打点について紹介したいと思います。

まずサーブについてですが、男子よりもロングサーブが多く使われています。男子はロングサーブを出すとレシーブで強打され、レシーバーに先手を打たれてしまいますが、女子は男子に比べて力が弱く、一発の強打でラリーが決まることが少ないので、ロングサーブからラリー戦に持っていくこともしばしばあります。ショートサーブばかり出していると、ストップレシーブとツッツキレシーブを混ぜられ、短いボールと長いボールの両方を考えて3球目を待たなければなりません。ロングサーブであれば、短くレシーブされることは基本的にないので、長いボールを待って3球目を考えることが出来ます。ロングサーブを出すときには、ボールの回転も大切ですが、それ以上にコースの厳しさとスピードの速さを重視しています。また、ショートサーブを出すときにもストップをできるだけされないように、回転を分かりにくく出しています。プラボールに変更になったことで回転がかけにくく、相手のストップも止まりやすくなったので、アップ系のショートサーブも試合で使うようになりました。

次に打点についてですが、男子よりも打点が早いので、ラリーのピッチも早くなります。また、コンパクトなスイングになるので、男子よりも回転量は少ないです。そのため、男子よりも面の向きが台と垂直になるので、ボールを弾くような打ち方の選手が多いように感じます。その中でもできるだけボールを引き付けて回転をかけたり、わざと早い打点でゆっくりとしたボールを送ることで、ラリーに緩急をつけることが重要になってきます。

サーブでもラリーでも一定のリズムにならないよう、コース取りや店舗を変えて、相手に的を絞らせないようにすることが大切です。

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