ファスタークG-1をバックに使うならどのラケットがベスト?
こんにちは、たくつうスタッフの鎗田です。
私は普段スワットのバック面に”ファスタークG-1″を使用しているのですが、今使っているラケットとは別のラケットに合わせたら”ファスタークG-1″はどのように感じるのか疑問に思っていました。
今回は色々な種類のラケットに”ファスタークG-1″を貼ってバック面で使用してみて、それぞれの感想を書いてみました。”ファスタークG-1をバックで使用したいが、どの種類のラケットが自分に合うのか分からない!という方は是非参考にしてみてください。
目次
ファスタークG-1の性能について
“ファスタークG-1″のGはグリップを意味しています。その名の通り掛かりのよいシートで球をしっかりと持ち回転をかけたドライブ・ツッツキを可能にしました。
スピン系テンションの定番ラバーといえば”ファスタークG-1″ですね。その特徴を活かせると考えて今回は以下の5個のラケットをチョイスしました!
・5枚合板:馬林エキストラオフェンシブ
球を持っている感覚がとても強い組み合わせで、”ファスタークG-1″の引っ掛かりのよさもあり回転がしっかりかかります。
守備技術は良く止まってくれますし攻撃時の安定感も抜群なのですが、逆にしっかり振らないと得点になるような威力の球は出づらいです。
この組み合わせでバックドライブに威力・スピードを出せる人は多くないと思いますので、個人的には安定重視でバックドライブを何本も入れていくラリータイプか、バックドライブを使っていきたいが”ファスタークG-1″を扱いこなせるか心配な方にはオススメです。
・扱い易い7枚合板:スワット
打球感はやや柔らかめでどの技術も安定していてやりやすいです。ラケットの球持ちが良いので、特に台上処理や下回転を持ち上げる時の安心感があります。
逆に弾くプレーがしたい時に”ファスタークG-1″だと球を持ちすぎてしまい弱いインパクトしか出来なかった際に思ったよりも緩い球が出てしまうことがありました。
ミート主体というよりはドライブもちゃんと使っていくタイプで、威力よりは安定感を優先する方にオススメの組み合わせです。
・ガッチリ7枚合板:SK7クラシック
この手のラケットは重量が重いこともあり、”ファスタークG-1″を合わせると全体の重量がかなり重たくなりがちです。その重さを克服してしっかり振り切ることが出来ればバック技術は比較したラケットの中で一番一発の威力が出ました。
重いラケットに慣れていない方やパワーのない方が使用すると、逆に振り遅れやインパクト不足による攻撃時のミスが出てしまうのではないかと感じました。
バックブロックや台上の小技などは止まるので、サムソノフ選手のような止めるプレーを良くするいぶし銀なプレースタイルか、威力重視のガンガンに動いてドライブを振っていくプレーの方に”ファスタークG-1″との組み合わせはオススメです。
・インナー特殊素材:デュラングル
打球感は少し硬めですが、ラケット自体が飛距離の出るものではないこともあり、”ファスタークG-1″との組み合わせはどの技術もやりやすかったです。
特にカーボンのおかげで木材ラケットよりは直線的に楽に球が飛んでくれるので、”ファスタークG-1″でもブロック・スマッシュ・プッシュといった弾く技術については安定感と威力が両立されていて好印象でした。
安定感を重視しつつもバック面はドライブよりミートを使用していくタイプの方にはスワット系よりもこちらの方がオススメです。
・アウター特殊素材:ティモボルALC
アウター特殊素材ということで、比較ラケットの中では一番楽に球を飛ばすことが出来ます。カーボン単体のガチガチの特殊素材ラケットではなく、アリレートが織り込まれたカーボンのため弾みに加えて回転量も確保されています。
台上などでは他のラケットよりも弾んむので、台上からも”ファスタークG-1″を使った回転量のあるチキータ・フリックなどで積極的に攻めていき、中陣以降での大きなラリーを好む選手に合う組み合わせだと思いました。
逆に初中級者ですと用具の弾みをコントロールできずミスに繋がってしまうので、あくまでも上級者向けの組み合わせに感じました。
最後に
以上がラケットと合わせてみたレビューになります!ファスタークG-1のシートの引っ掛かりの良いシートによる回転のかけやすさを活かしたプレーかつ全体的なプレーに安定感を求めるのであればデュラングルが良いと思いました!
またしっかりと振り切れる筋力があるのであれば重量は思いですがSK7クラシックをオススメします!
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コメント ( 5 )
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最近は更新ペースがとても速いですね!!
G-1をバックに貼る選手は多いですよね。パワーヒッターが多いです。使い手によっては強烈な回転とスピードを生み出せますよね。使い手によっては。。。
ファスタークにはさまざまなラインナップがあるので自分にあった種類を選べて人気です
ファスタークは四種類それぞれにちゃんと特徴があっていいですよね!確かに使い手を選びますがG−1はどの選手にも比較的回転をかけやすいラバーだと思いますよ!あの値段でこのパフォーマンスはなかなか他にはないですねー!やはり他のラバーを使っていて久しぶりにG-1を使うと、「あ、やっぱこれこれ。G-1だよね」っていう様な感覚です笑。重量がもう少し軽くなるともう完璧なんですけどね笑
ファスタークシリーズは発売から人気は途絶えませんよね。最近トッププレイヤーで使用している選手は森薗選手くらいですかね?伊藤美誠選手はキョウヒョウですし。。。だんだんと粘着が増えて来ましたね。選手用のキョウヒョウは後加工が凄いらしいですが、グレーゾーンですよね笑 最近、丹羽選手のV>15EXTRAの表面のでこぼこが気になります笑
お話が逸れてしまいました笑すいません
あの価格であの性能なので人気が途絶えることは当分なさそうですね。伊藤美誠選手も実はこの前の全日本選手権でGー1に戻っていたとかもどっていないとか…笑。そういった加工やグルーの使用などはいま大会ではどうなっているんでしょうか笑。悩ましいところです笑。
やはり弾くのが得意な伊藤美誠選手にはキョウヒョウは合わなかったのでしょうか?
最近は用具変更する選手が増えてきていますよね。
水谷選手はついにZLCではなくALCにして前陣プレーに力を入れてきましたし、それにグリップテープなども巻いていたので用具変更でさらに上を目指すのが目的なのでしょうか。大島選手もバック面にQ3を貼っているという情報がありましたが、全日本では普通にテナジーでした。一時期はキョウヒョウなど、あまり用具は固定させないのかもしれませんね。
こうやって見ると、やはり8割以上はテナジーを使っていますよね。選手用のテナジーがあるとかないとか、、、気になります笑
用具についての記事を見つけるとついつい見て、ニヤついてしまいます←変態(笑