【レビュー】「レガリスブルー」弾みとコントロールのバランス抜群!

商品概要

cimg1441

 

2016年春にTSPから発売されたダイナミックテンションラバー。日本製のスピン系テンションラバーで弾みを向上させつつコントロールの良さをバランスよく維持した仕様になっていてテンションラバーの中で使いやすい部類に入るラバーです。また硬度違いでバリエーションが選べるのも嬉しいポイント。ハードスポンジの「レガリスブルー」、ソフトスポンジの「レガリスレッド」とレベルや好みに合わせて変更ができるのも特徴の1つです。

勝手に飛び出さない!コントロール性能が魅力!


cimg1463
今回インナーフォースレイヤーALC-Sと合わせて比較的弾みの良い上級者向けラケットと合わせました。弾みの良いラケットと合わせても、硬めのスポンジ硬度なのに食い込みが良く硬さを感じない打球感で安心感があります。それどころか柔らかくボールを包むような感覚があるためブロックなど吸収が必要な技術がやりやすく、強く当てればしっかりと食い込んでくれるのでスピン、スピードの乗った攻撃的なボールが打てます。スピードや球離れの良さは現在主流となっているドイツ系テンションラバーの方が勝りますが、自分の感覚で打ち、飛びすぎて予想外のミスをする事がないラバーなのでクラシックラバーからテンションラバーに乗り換える1枚目として大活躍してくれると思います。

cimg1616

重量はカット後が49gとなっております。ラバーの厚さは「厚」を使用しました。

ブルーのスポンジは気泡が粗くもあり、詰まってもいる中間スポンジ!

cimg1440

レガリスブルーのスポンジは気泡が粗すぎず、しかしギュッっと詰まっているわけではないのでバランスが良いのだと思います。最近の主流ラバーの多くが気泡が粗いか詰まっているかに分かれますがレガリスブルーは中間的なスポンジとなっていました。この中間のスポンジがスピードと回転のバランスを生み出している要因になっています!またブルーのスポンジは中国選手がフォアに使用する事の多い色で見た目のカッコ良さもアピールポイントの一つです。スポンジの色までこだわりを見せて回りのユーザーに差をつけてみてはいかがでしょうか!?

おすすめユーザー・戦術

弾みとコントロールのバランスが良く初級者から中級者まで、フォア・バックどちらにも安心して使ってもらえるラバーだと思います。また上級者のバックにも十分使ってもらえると思います。台から大きく距離を取って打ち合う選手よりも台から下がらずに前陣で戦う選手にオススメな事から男子の打ち合いを好む選手よりも女子選手やジュニア選手に合うと思います。技術としてはフォアで使うならスポンジの硬さを活かしたパワードライブを打つ選手におすすめで、バックに使うなら安心感を活かしたブロック系技術を中心とした技術におすすめです。男子上級者がフォアで使用するとインパクトの力に負けてしまう可能性があるため男子上級者にはバックで使用する事をおすすめしたいと思います。スピード・回転・コントロールの各バランスが良いのでオールラウンドなプレーができると思います。戦術としてはサーブから3球目攻撃やレシーブでツッツキを切って強打をさせずにブロックで振り回すなど台から下がらずに前陣での戦術を組み立てると力を発揮すると思います。

photo_20160125_1924392

 レガリスブルー

今回使用した用具

 item8049p21
 photo_20160125_1924392
 rub_xtend2

 ラケット:インナーフォースレイヤーALC

 フォア:レガリスブルー バック:エクステンド

 

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

こちらの記事もおすすめ

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。