噂になっている新素材イザナス搭載のラケット「リベルタシナジー」のレビュー!

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噂になっているダーカーの新作ラケット「リベルタシナジー」。たくつうでもかなり多くのお問い合わせをいただいています。新素材「イザナスカーボン」を搭載しています!

イザナスカーボンとは

「イザナス」は衝撃を吸収する能力が高く、ボールを柔らかくキャッチする素材。その「イザナス」にカーボンを織り込むことでボールをしっかりつかんでから飛んでいく卓球界では初となる特殊素材。

新素材となると期待が高まりますね!しかもインナーカーボンです!ラケットのグリップデザインは多方面で意見が飛び交っていますが・・・。ダーカーはあまり使用者は多くはないですが「7P-2A」や「アクアブレード」など数々の名作ラケットがありますよね!どちらかというと木材ラケットに強いメーカーという印象ですが、今回は新素材でインナーカーボンはいままでのダーカーとは一味違いますね。グリップデザインも今までは特に塗装などはなく木材そのままのようなものが多いですが今回はしっかりとデザインされています。この革新が果たしてどんな結果を生んでいるのか!?今回は僕の友人に試打を依頼しレビューをしてもらっています!それではどうぞ!

【ざくっとレビュー】

革命的なインナー特殊素材ラケット。中級者以上の選手には一度使ってみる価値あり。

【第一印象】

とにかくインナーとは思えない球の弾みがある。弾く様な感じではなく、掴んでからトランポリンのように弾むイメージ。サービスや台上技術のような弱タッチではインナーらしい球持ちを感じる。

攻撃技術全般:9点

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ドライブ:9点
スピン系テンションと中国ラバーを使って試打したが、どちらにおいてもドライブのボールに速さと弾道のエグさがある。しっかりと球を持ってから回転を乗せてドライブが打てるため、安定感と威力の両立ができる。

スマッシュ・角度打ち:8点
よくある球持ちに特化したインナー系ラケットとは違い、弾みが確保されているため、ミート系の打球も難なくこなせる。ただ、アウター系ラケットに比べると、回転の影響を受ける感じがある。

カウンター:10点
カウンターはとてもやりやすい。これこそこのラケットの一押しポイントだろう。球を掴む時間があるため、コントロールがとても容易。スピードもあるので、決定打になりやすい。

守備技術全般:9点

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ブロック:9点
ブロックはある程度ラケット自体で飛距離が出てしまうことさえ頭に入っていれば、カウンター気味の小気味よいブロックができる。逆に相手の強打をいなすようなブロックは少し球足が伸びてしまうので、粒高ラバー等を貼るようなイメージでのブロックは厳しいかもしれない。

ツッツキ:8点
球を掴むとはいえ、弾みが強いため、小技でどうのこうの、というプレーは出来なくはないが、決して得意分野ではないだろう。

台上技術・サーブ・レシーブ全般:8点

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サーブ:8点
ショートサーブにおいての多少の球離れは感じるものの、可もなく不可もなくといった感じ。ロングサーブや、台の深いところへ落とすサーブに関しては◎

台上技術:8点
こちらも同じく可もなく不可もなく。攻撃的にチキータやフリックを放つときは素晴らしい性能を感じるが、ストップ、サイドスピン系の技術においては球足が伸びてしまう。

レシーブ:9点
上記を総合すると、台上技術に自信のある中級以上のレベルの選手であれば、技術で小技のシビアさを補てんし、攻撃につなげるというイメージであればとても素晴らしい性能を誇る。

おすすめラバー・おすすめプレイヤー

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おすすめラバー

  • スピン系テンション、中国ラバーもパワーがあれば○
  • 表ソフトや粒高ではコントロールが難しくなるだろう。

おすすめプレイヤー

  • テクニックに自信のある中級以上の男子。
  • もしくは上級者で、弾みをラケットに求める女子。
  • プラボールでラケットに悩んでいるなら一度使ってみる価値あり。

総評:9.5点

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今まであまりなかったタイプのインナー系ラケット。過去インナーZLF、ZLC、ALCと使ってきたが、B社のラケットに比べるとかなり弾む。紅双喜のキョウヒョウ龍5、キョウヒョウ博に似ているかもしれない。ただ、ブレードサイズがB社のもののようなベーシックなものであることから、マイナーチェンジ後の紅双喜ラケットとブラインド試打でもしようものなら見分けはつかないかもしれない。

備考
個体が重めだったためかなり弾みが目立ったが、軽量の個体も多いとの噂であることと、グリップが決して太いほうではないことから、上級女子にお勧め。

最後に

いかがでしたでしょうか?かなりの数の用具を使用している友人ですが、レビューを見た限りでもマニア感が伝わってくるレビューです!僕としても用具についての知識は信頼しているので読みながら「フムフム。なるほどな」と思ってしまいました(笑)紅双喜のキョウヒョウ龍5、キョウヒョウ博は弊社では取り扱いがありませんのでご注意ください。リベルタシナジーは現在、大人気となっておりますのでメーカーでも欠品が出たりしているようです。お探しの方はお早めにどうぞ!

 

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  • コメント ( 5 )

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  1. いっちー

    インナーフォースレイヤーALCより弾みますか?また、合板構成は?

    • 渡邊 昭太

      僕はリベルタシナジーの方がスピードが出るなと感じましたね!合板構成は木材5枚+イザナスカーボン2枚となっています!

      • いっちー

        打球感はインナーALCとどちらが硬かったですか?強打したときにカーボン感はありましたか?

        • 渡邊 昭太

          硬さは板厚の関係もありリベルタシナジーの方がハードに感じます。強打した時のカーボン感もリベルタシナジーの方が強いですね!どちらかというとインナーフォースレイヤーALCが木材に近いという表現の方が正確かもしれません

  2. いっちー

    すいません、もう少し質問で打球感はどちらが硬かったですか?また、強打したときにカーボン感はありましたか?