【春の展示会巡り vol.1】バタフライ本社でディグニクス05など新商品を試打!
こんにちは、たくつうスタッフの鎗田です!
先日伺わせてもらった「2019年 春のメーカー展示会」のレポートをこれから書いていきます!
一般の方には馴染みのないものだと思いますので、どんなものだったのかお伝えできればと思います!
第一回目は、トップ選手からの多大な支持を得ている「バタフライ」から!
また、ディグニクス05の試打感想も書かせて頂きましたので、気になる方は是非そちらをチェック!
新しくなったバタフライ本社へ!
新しくなったバタフライ本社内でバタフライの展示会は行われました。
オシャレな建物で驚かされました!
1階で受付を済ませてから、まず建物の3階へ!
エレベーターが開くと、国際大会の記念ラケットやバタフライにゆかりのある選手の使用ラケットなど、ショーケースに入った貴重なラケットたちがお出迎え!
3階にはラケット・ラバー・ウェアなどの新商品がズラリと展示されていました!
気になっている方も多いであろう「ビスカリア」と「張本智和インナーフォースALC」!
「ビスカリア」は日本で廃番となった後も中国のトップ選手を中心に使用者が多く、遂に日本でも復刻が決定しました!
張継科選手や林高遠選手が使用しており、最近では日本の女子選手でも使用者がいますね!
「張本智和インナーフォースALC」は、張本選手がインナーフォースレイヤーALCなど色々なラケットを試して辿り着いたものなんだとか。
ブレードの材質はインナーフォースレイヤーALCと同じで、サイズだけ158x152mmと一回り大きくなっています。
握ってみた感じ、「張本智和インナーフォースALC」の方はオーソドックスな感じだったのですが、「ビスカリア」はやや平べったい感じで握りやすく感じました!
今回の展示会の目玉はやはり「ディグニクス05」でしょう!
トップ選手の間で圧倒的なシェアを誇る「テナジー」を超えるラバーとして開発されたディグニクス。
既に多くのトップ選手がテナジーからディグニクスへと移行しているのが性能の高さを示していますね!
今年の1月の全日本で優勝した水谷選手も両面にディグニクス80を使用し、3月のジャパントップ12で優勝した張本選手も、実は全日本から短期間でテナジー05→ディグニクス05に用具変更し、見事優勝しています!
ディグニクス05のスポンジ硬度は40度ということなんですが、36度のテナジー05と触り比べても、不思議と硬さの違いを感じることはありませんでした。
また、重量もテナジーとほぼ変わらないとのこと!
性能はテナジー以上なのに加えて、打球感や重量の面でテナジーからスムーズに移行できる点が、長年テナジーを愛用してきたトップ選手たちが比較的容易にディグニクスに移行できている理由の一つなんだとか!
更に、上の画像を見てください!
これは、マシンによるシートの耐久性能実験の跡なのですが、見てもらうと分かる通り、同様の実験をしてもテナジー(左側)よりディグニクス(右側)の方がシートのすり減り具合が小さいです!
シートの耐久性能もテナジーよりディグニクスの方が優れるため、シート性能の劣化もより緩やかなんだとか。
ちなみに、「ディグニクス80も近いうちに発売されるかも」とのことです!
アパレルはまとめて一か所に展示されていました!
今年の全日本選手権などで既に見たことのあるユニフォームや、シンプルでオシャレなトレーニングウェアなど、アパレルも売れそうな匂いがプンプンしますね!
1階は試打&小休憩スペース!
2階は実売店向けのレイアウト案展示と1階からの吹き抜けとなっていたため、そのまま3階から階段で1階まで移動。
いよいよ新商品試打へ!
カッコイイ卓球台でバタフライ社員の方々と試打ができました!
基本的にテナジー05とディグニクス05が片面ずつ貼ってあり、打ち比べることができるようになっていました。
テーブルと椅子があったので、試打スペースが空くまでの小休憩・・・
バタフライのロゴが刻印されたお菓子や飲み物を頂きました。
ディグニクスの試打感想!
10分程度しか打てていないため簡単な感想になってしまいますが、ディグニクス05の試打感想を書かせてもらいます!
ディグニクスを打ってまず驚いたのが、40度とテナジーより硬度が硬いのに、その硬さをほぼ感じない点です。
そして、詰まってしまったり、手打ちになってしまったりと、上手く打てなかった場合でもキュッと回転がかかり球が深く入りやすいです!
テナジー05も勝手に回転がかかるイメージでしたが、ディグニクスは更に弱いインパクトでも回転がかかってくれる感覚があり、飛距離も出てくれます。
試合中は常に万全の状態で打球出来るわけではありませんから、上手く打てなかった時に「死んだ球になりづらい」というのがディグニクスの大きな特徴だと感じました。
ただ、ディグニクスはテナジーよりも自然と飛距離が出やすく、また特に弱いインパクトでは球離れも若干早く感じるので、どんな態勢でもある程度振っていくことができる中・上級者向けのように感じました。
シートのひっかかりがテナジー以上に感じ、軽く当たっても回転が良くかかって上に持ち上がってくれるので、チキータを多用する方のバック面にはピッタリなのではないかと!
逆に私レベルだと、恐らく台上技術やレシーブ・ブロックの際にコントロールの面でテナジーの方がやりやすいと感じるかも・・・
以上が簡単ですが、ディグニクスの試打感想となります。
皆さんの参考になれば幸いです。
ちなみに、ビスカリアと張本智和インナーフォースALCの試打感想なのですが、ディグニクスに夢中であまり気にしていませんでした・・・(汗)
申し訳ございませんm(__)m
軽く述べると、ビスカリアに関しては「やや硬めで引っかかる感覚もある」という他のアウターALCラケットと似たような打球感で、昔のビスカリア(黒蝶ロゴ時代)ともあまり違いは感じられませんでした。
ただ、ビスカリアはグリップの形状が特徴的で、握りやすくバックハンドが出しやすい感じがするので、「このグリップを求めてた!」という方もいるのではないかと!
張本智和インナーフォースALCに関しても、元となったインナーフォースレイヤーALCと似た打球感で、ブレードが少し大きい分、気持ち球持ちは良くなったかなぁという感じでした!
以上がバタフライの展示会へ行ってみた感想になります!
第二弾も乞うご期待!
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